大津祭

今日は、毎年10月の体育の日の前日に開催される
「大津祭」について書きたいと思います。




【大津祭とは】

大津祭というお祭りをご存じでしょうか。
関西で有名なお祭りといえば、祇園祭や天神祭で、そのメジャーどころと比べれば
幾分ひっそりとした赴きのあるお祭り、それが大津祭。



と、勝手なことを言っていますが

大津祭は、大津祭曳山連盟ホームページによれば

大津祭は、本市の中央部に位置する京町三丁目の天孫(四宮)神社の祭礼である。
かつての社名から四宮祭ともよばれていた。
そして長浜曳山祭らと並んで湖国三大祭の一つに数えられ、滋賀県無形民俗文化財に指定されている。
祭礼は、毎年体育の日の前々日が宵宮、次の日が本祭である。
本祭には13の曳山町から13基の曳山が出され、終日コンチキチンの囃子と見事な「からくり」を演じながら市内を巡行する。
いずれも江戸時代に製作された華麗な曳山は、まさに「動く文化財」の様相を呈しているといってよい。

というものだそうです。
江戸時代から続いている伝統ある、れっきとした、正真正銘のど真ん中剛速球のお祭り中のお祭りなわけです。



【大津祭に参加させてもらいました】

そんな大津祭に
今年初めて、渡御として参加させてもらいました。

その様子は

渡御の様子

こんな感じ。
衣装の裃は当日、天孫神社で着付けてもらいました。

その際、「馬の世話をお願いします」と役割を振られ、拒否する自由はなく
宮司さんが乗る神馬に人が近づかないようにお守りする役に。

休憩も挟みつつですが、なんだかんだでこの格好で4時間くらい歩きました。
今年は比較的涼しかったとはいえ、少し疲れました。
いや、結構疲れました。だって考えてください、4時間くらい歩くのですよ。



【雑感】

そんな大津祭に参加した感想です。

去年までは、ふらっと曳山を見に行き、ちょっと見て祭気分を味わって帰る
という程度やったのが
今年はうって変わって、祭を内側から見る立場に。

江戸時代から続いているお祭りですが、近頃では渡御も随分少なくなったとのことで
来年も是非参加してくださいね、と神社さんから言ってもらいました。



僕は、人混みが嫌いというか、自分のペースで歩けないのが嫌で
できる限り人がいないところにいていたい人間のため
京都には大学時代からいますが、祇園祭にもまともに行ったことがないほど
祭嫌いなのです。

そんな僕ですが、こうやって祭に参加してみると
裃着て歩いてるだけやし、別に誰も僕のことなんか見ていないわけですが
わりかし気分のよいものでした。

なので、来年も是非参加しようと思った次第です。
以上です。