人の記憶に残るということ

本日、私が大学時代にお世話になったチームドクターの鍼の先生を偲ぶ会に参加しました。今年の8月に逝去されました。

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その先生に最初に診ていただいたのは、1回生時に首の4番(第四頸椎)がずれたときで、「こりゃ固まってしもて戻らんな」と言われたことを今でもよく覚えています。首の骨がずれていると気付かずにしばらくプレーをしていたため、ずれた状態で固まってしまっていたようです。ですので、私の4番は今でもずれたままです。
その後も、首だけではなく腸腰筋やら肩やら足首やら何度となく診てもらいました。
うちのクラブが先生にお世話になったのは1980年代からで、偲ぶ会には、OBら約100人が集まりました。様々なOBらから、先生の優しいお人柄が語られ、会は終始笑いに溢れたものでした。

このように人の記憶に残っていることは、凄いことだと思いました。先生にお世話になった者は、おそらく私のクラブのOBだけでも、500人以上はいるはずです。それだけの人間が感謝の気持ちを持って覚えている存在。

今年は、他にも別れをしたクラブの先輩もおりました。別れについて考えることが多い年となりました。
人はいつか死を迎えます。その時、どれほどの人間に何を残せたか。私もまだまだ、やらなければならないことがたくさんある、そう思います。

今年も残すところ約2週間となりました。最後まで駆け抜けていきましょう。