やってみなければ分からない

とは、イギリスの陶芸家、「ウエッジウッド社」の創設者であるジョサイア・ウエッジウッドの言葉です。
この言葉は、本当に、シンプルに真理を表しているなあ、と思うのです。

何でもやってみんと分からん、やる前に諦めてしまう程、もったいことはない、本当にそう思います。

一番直近でそのことを再確認したのは、関西学生アメフトの関西学院大学対立命館大学戦です。この試合そのものは見られていないのですが、私は、試合前は今年は立命館が勝つだろうなと思っていました。立命館は、関西学生リーグのリーグ戦の関西大学戦こそ、15−7と苦戦したものの、関西学院大学戦も21−7と快勝し、その他の対戦でも、38点、38点、45点、49点、66点と爆発的な得点力で勝利してきていたからです。関西学院大学は、いわば敗者復活戦で勝ち上がり、立命館に再度の挑戦権を得たのですが、私は、関西学院大学は立命館の攻撃を止められないだろうと思っていたのです。

しかし、結果は、34−3で関西学院大学が立命館に勝利したのです。快勝です。わずか2週間で、アップセットを果たしたのです。

甲子園ボウルTwitterより
(甲子園ボウルTwitterからお借りしました)

関西学院大学が、立命館のことを研究し尽くして、それを実行するために肉体的にも精神的にもとことん追い込んだことは想像に難くありません。そして、それは誰にでも簡単にできることでないことは確かです。
でも、不可能ではないのです。

「やってみなければ分からない」のです。本当に実現したいと思い、そのための方法論をとことん考え抜き、実行するための労をいとわなければ、やってやれないことはない、そう思うのです。

そんなこんなで、今年の甲子園ボウルは、日本大学対関西学院大学です。かつて「赤(日本大学)と青(関西学院大学)の時代」と言われたほど、毎年甲子園ボウルの常連対決であった両校の再戦です。とにかく楽しみです。