アメフト ルール解説 ~その①基本の「き」編~
というわけで、アメフトルール解説その①、基本の「き」編です。
アメリカンフットボールというのは、実はものすごくシンプルなスポーツです。
フィールドの広さは下のようになっています。
アメリカのスポーツですので、日本でも「ヤード」「フィート」を使って広さを表します。
ちなみに、1ヤードは0.9144メートル、1フィートは0.3048メートル、3フィートが1ヤードです。
(画像はWikkipedia掲載のものを加工しております)
AチームとBチームが対戦しているとして、Aチームの陣地が左側、Bチームの陣地が右側とします。
それぞれの陣地は、「エンドゾーン」という言葉で表します。
Aチームが左から攻めていって、Bチームの陣地であるエンドゾーンまでボールを持ち込めば点数が入ります。
これを「タッチダウン」と呼びます。
1回タッチダウンを取ると、6点入ります。
ちなみに、ラグビーでは、同じように敵方の陣地にボールを持ち込めば点が入りますが、タッチダウンとは呼ばず、「トライ」と呼びます。
ラグビーでは1回トライを取ると5点入ります。
以上が、最も基本的なルールです。
この基本的なルールには前提があります。
上で、「Aチームが攻める」と想定しましたが、Aチームは、4回以内に10ヤード以上進まなければ、攻撃権をBチームに渡さなければなりません。
4回以内に10ヤード以上進むことができれば、もう4回の攻撃権が得られます。それを繰り返していって、エンドゾーンまでたどり着けば、タッチダウンとなります。
たどり着かなければ、Bチームの攻撃となります。
Bチームも同様に、「4回以内に10ヤード以上進める」を繰り返していければ、攻撃をつないでいくことができます。
この繰り返しが、アメフトの基本的なルールです。
次回へ続く。