人相

「人相」というものがあります。
私は、顔の作りよりも人相が大事だと思っています。
よい考え方、よい生き方ができている人は、それが顔に表れます。目が生き生きとして華やかな雰囲気になります。
反対に、よくない考え方、よくない生き方をしている人は、それが顔に出てしまいます。目が異様に鋭くなったり、極端な場合、口元がゆがんできたりします。

この仕事をしているからなのか、元々人間観察が好きだからか分かりませんが、私は人相に敏感です。
「少し前に見かけたときには、もっといい顔をしていたのに、えらい人相が悪くなったな」という人などにすぐ気付いてしまいます。
反対に、「おっ、えらいええ顔になってるな」と気付いたりもします。
「目は口ほどに物を言う」とはよくいったもので、ポイントは「目」です。「目が笑っていない」などとも言われますが、目はその人の人柄や考え方を非常によく示します。

そうやって他人の人相を見ることで、自分自身の人相を常に客観視して、悪い人相にならないように心がけることにしています。同時に、よい考え方を吸収し、よりよい生き方をすることで、自分の人相をどんどんよくしていきたいと思っています。