「劇場版 きのう何食べた?」

久しぶりに映画館に映画を観に行った。

「劇場版 きのう何食べた?」

ドラマも全部観ているし、原作も読んでいる。

弁護士になってからは、弁護士が主役のドラマなどは全くと言ってよいほど観なくなったが
この作品と、「99.9-刑事専門弁護士」は観た。

弁護士が出てくるだいたいのドラマは
「そんなことあるかいな」
と言いたくなる設定やストーリー展開ばかりで、観る気にならないのだが
この2つは、作品として観ていて面白いからだ。

そういえば
「きのう何食べた?」の主役の弁護士筧史朗役を務める西島秀俊さんが
同時期に映画が公開されている「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」でも
弁護士役で出ているようだ。

図ってのことなのか?全くの偶然なのだろうか?
西島秀俊さんって、そんなに弁護士っぽいのだろうか?
っていうか、こんなシュッとした弁護士は、まずいない。
(僕の知る限り。全くの主観である。)



さて、「きのう何食べた?」は
LGBTQの主人公二人の日常を描いた作品である。

性の多様性を、堂々と、正面から、当たり前に描き
ドラマや映画ともなって、多くの人が観ることができることは
とても素晴らしいことだ。

卑近な例でいえば
未だに、「男の子なのにピンク色?」と言ってみたり
「女の子なのに僕?」と言ったりなどする人に、よく出会う。

もうそろそろやめませんか?と思う。

この作品は、料理を作る場面が多く描かれ、美味しそうなご飯がたくさん出てくるので
小学生くらいになれば、十分楽しめる作品だと思う。

まだまだ柔軟な考え方ができる子どもだからこそ、性の多様性に対しても
正しい考えを作っていけると思う。
是非、子どもだからこそ、観てもらいたいと思う。



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