NFL100年オールスター

誰がどのような基準で選んでいるのか分からない
NFL100年オールスターファイナリストが発表されました。

僕の最大の関心は、CBに誰が選ばれるのか。
結果はこちら。

NFL100年オールスターCB

(NFL FBよりお借りしました)

これは納得がいかない。
CHARLES WOODSONがいない。

CHARLES WOODSONは、誰が何と言おうと、僕史上最高のCBです。

CHARLES WOODSON

(USA TODAYからお借りしました)

セミファイナリストには選ばれていたが、最終漏れました。

史上唯一の、ディフェンス選手でのハイズマントロフィー受賞者やで?!
何回プロボウルに選ばれてると思ってんのやい!(9回です)
何回オールプロファーストチームに選ばれてると思ってんのやい!(3回です)
インターセプトもサックも何回していると思ってんのやい!(65回と20回です)
50INT以上、20SACK以上を記録した史上初の選手やぞい!

と、僕がどれだけ憤ろうが、誰がどのような基準で選んでるかすら知らないので
振り上げた拳の降ろしどころがありませんのです。

やはり選手晩年はFSに転向したからなのでしょうか。
それとも、最初に所属したオークランドを素行不良もありカットされた
という黒歴史があるからなのでしょうか。



しかし、NFLの選手を見ていると、チャールズ・ウッドソンもそうですが
素行不良で問題児やった、という選手が、別のチームに移って生まれ変わり
プレーだけでなく取り組み方も含めて、若い選手らのお手本のような選手になる
ということがままあります。

ミネソタ所属時には”悪童”なんて呼ばれていたのが
ニューイングランドに移って再生されたランディ・モスなんかもそうです。



非行する少年には「可塑性がある」から
罰するのではなく「保護する」のだという考え方があります。

「可塑性」というのは、本来、法律用語ではなく、物質の変形しやすさを意味する言葉なのですが
「可塑性がある」とは、少年には立ち直る力があるという意味です。

「可塑性」が持ち出されるのは少年事件だけで、大人の刑事事件には出てこない概念ですが
ウッドソンたちNFL選手を見ていると、大人にも可塑性があんのかなあ
とふと思ってみたりします。



話が大きく脱線しましたが、とにもかくにも
CHARLES WOODSON最高って、そういう話です。



マイベストプロ京都に掲載されています。
マイベストプロ京都