伊賀旅行に行ってきました

先日のこと。三重県伊賀市に旅行に行きました。

なぜ伊賀か。
そう、忍者が好きやからです。

僕の頭をずっと悩ませ続けているのが

完本 万川集海

この忍術書を買うか買わまいかということやというほど、忍者が好きなのです。
前世は忍者であって欲しい、生まれ変わったら忍者になりたい、というほど、忍者が好きなのです。



というのは言い過ぎですが、忍者が好きなことは確かです。

忍者好きになった理由を辿っていくと、1980年代に一世を風靡したドラマ「影の軍団」に行き着きます。主役は千葉真一さんでしたが、僕の一押しは真田広之さんでした。

影の軍団ⅡDVD BOX
(画像はAmazonからお借りしました)

そんなわけで
関西で育っていながら、忍者の里である伊賀にも甲賀にも行ったことがなかったので、思い立って行ってみたのです。




今回の旅の目的地は、伊賀上野城と伊賀流忍者博物館。
最寄り駅は、伊賀鉄道「上野市」駅。

駅から降り立つと

鉄郎・メーテルブロンズ像

なぜか銀河鉄道999の鉄郎とメーテルのブロンズ像が。
説明を読めば分かったのでしょうが、この日は暑く、すぐそばのお店で売っているソフトクリームを一刻も早く買わなあかんかったので、そんな時間はありません。

帰って来て調べてみると、銀河鉄道999の作者、松本零士先生が伊賀鉄道のラッピング電車をデザインしたご縁ということのようです。

そう思って写真を見返してみると

忍者列車

確かに松本零士先生の画風やないですか。
もっとしっかりくまなく観察しておけばよかった。

ちなみに僕は、漫画家の先生をリスペクトしているので、必ず「先生」をつけるのです。



上の写真の鉄郎とメーテルのブロンズ像の奥には、松尾芭蕉像も小さく写っています。

僕は、松尾芭蕉も好きです。
皆さんご承知のとおり、松尾芭蕉は、隠密(忍者)だったという説があり、「奥の細道」の旅は、隠密としての情報収集のためだったのではないかとも言われているところです。

松尾芭蕉が隠密だったというモチーフのドラマ、「隠密 奥の細道」は少々マニアックかもしれませんが、僕は好きで録画して観ていました。

隠密 奥の細道
(画像はテレビ東京HPからお借りしました)



お気づきかもしれませんが、僕は、今でこそテレビはNFLの試合くらいしか観なくなりましたが、学生時代はかなりのテレビっ子でした。

今のテレビ番組は、報道が表現の自由を放棄し、腐敗しきっていることも含めて、全く観る気がしませんが。




旅行の話に戻ります。

伊賀上野城はパラパラとした観光客のみ。
天井には、横山大観の画もありました。中央のお月様の画です。

伊賀上野城天井



他方、伊賀流忍者博物館は盛況でした。

伊賀流忍者博物館

まず伊賀流忍者屋敷に通され、写真のくノ一が屋敷のからくりを説明してくれます。説明も手慣れていて、からくりの扱いも見事で、大人げなく思わず「おー」と歓声が漏れます。

忍者屋敷の案内が終わると、もうすぐ忍者ショーという時間管理がされていて、別料金の忍者ショーに、皆半ば自動的に吸い込まれていきます。

この忍者ショーは撮影禁止だったので写真はありませんが、迫力あり、笑いありのショーで、凄かったです。
思わず、ショーをやっていた伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」に入れてもらうことを真剣に検討しそうになりましたが、忍術の研鑽に励みながら弁護士をすることはハードルが高そうやし、そもそも三重県で開業する予定がないので、断念しました。




というわけで、忍者好きの僕にとっては、忍者の雰囲気に包まれ、伊賀旅行非常に楽しかったです。
伊賀の方は、特に年配の方は皆さんとても親切で、気持ちよく過ごすことができました。

伊賀、いいところでした。