鴨が葱を背負ってくる

《鴨の肉にネギまで添えてあって、すぐ鴨鍋ができる意から》好都合であること、おあつらえむきであることのたとえ
ーデジタル大辞泉ー

突然何やねん、という感じですが、食べ物屋さんのはなしです。

僕の事務所の真ん前のお店の名前が、「鴨葱みつふじ」という名前の鴨料理屋さんで、先日初めて行ってみたのです。
「鴨葱」というのは、たぶん、冒頭の諺から取っているのだと思います。



お店は2016年4月オープンということなので、実に3年も毎日のように目にしていながら素通りしていたことになります。

鴨鍋は好きなので、「どんなお店やろ」「美味しいんかな」と気になっていましたが、なぜなのでしょうか、あまりに近いと逆に心理的距離が生じるのでしょうか。



そう思い続けてきたところ、前の記事のジャズバーへ行った日、晩ご飯はどうしようかと色々考えた結果、最終の予定が終わってからライブ開始までの時間を考えると、近くで少しだけ食べて飲んでがベスト、という結論になり、思い切って行ってみたのです。


鴨ロースおろしわさび添え

鴨ロースおろしわさび添え

鴨そぼろ入り玉子焼き

鴨そぼろ入り玉子焼き

鴨もも肉の炙り焼

鴨もも肉の炙り焼



あとは、京都産セリとにんじんの胡麻和え
もいただきました。

店内は落ち着いた雰囲気で、ジャズが流れていて、これからジャズを聴きに行こうという時に、何だか運命的なものを感じました。

今後は落ち着いて、鴨鍋を食べに行こうと思います。
お勧めのお店です。