同じ釜の飯を食った仲

忘年会も大詰めでしょうか。私も今日は、京都大学アメフト部の同期との忘年会でした。



「同じ釜の飯を食った仲」という言葉があります。苦楽を共にした仲を表す言葉ですが、私の大学時代のアメフト部の同期などは、正に同じ釜の飯を食った仲だと思います。

京大アメフト部には、トレーニングルームやミーティングルーム、食堂などを備えたクラブハウスがあります。現在がどうかは分からないのですが、私の現役時代は、部員は、練習後の晩ご飯をクラブハウスで食べるのはもちろん、朝ご飯も、なんならお昼ご飯もクラブハウスで食べていました。晩ご飯は、外部の方にお願いして料理を作りに来てもらっていました。朝ご飯は、スタッフが作ってくれていて、朝ご飯を食べた後にトレーニングをして、朝ご飯が残っていたらお昼ご飯も食堂で食べる、といった風でした。



正に同じ釜の飯を食っていたのです。

卒業してから20年近くなるので、もちろん外見などは当時のままというわけではないのですが、会って話していると時間が巻き戻されたように、当時の話で盛り上がり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

大学のクラブの同期というのは、何の利害関係もなく話ができる典型的な関係ではないかと思います。ですが、うちの代で同期会が開催されたのは、本当に久しぶりのことでした。今回、同期の忘年会を開催することになったのは、前の記事にも書きましたが、今年、悲しい別れをしたことがきっかけです。当たり前のようにそこにいる人が、いついなくなってしまうか分からない。別れは、本当に突然訪れるのです。だから、今一緒の時間を過ごせることを本当に大切にしなければならない。そう強く思いました。それで、うちの代の幹事と連絡を取りあい、久しぶりに同期会を開催することになったのでした。




今その人と一緒にいられることを、本当に大切にしましょう。年を忘れる会と書くのが忘年会ですが、大切な人と大切な時間を過ごす大切な機会です。大事にしていきたいですね。

好きなシャンパン、Ca’del Bosco