革命のファンファーレ 現代のお金と広告 ー 読書日記

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

話題の書籍ですので、ご存じの方も多いかと思います。お笑いコンビ、キングコングのツッコミ西野亮廣氏の書籍です。
この書籍を手に取ることにしたのは、Twitterで私がフォローしている方(従って考え方などに共感できる方)などの何人もが読んでおられたため、何か得るものがあるのではないか、と思ったからでした。

読んでみると、衝撃を受けました。

読むまでは、西野氏については、キンコン(キングコングの愛称)のネタを通じてくらいしか認識しておらず、考え方などに触れる機会を持っていませんでした。
そして私は、腐っても大阪人、幼少時からお笑いに触れ、毎週土曜日に「吉本新喜劇」を観て、ダウンタウンが世に出るきっかけとなった「4時ですよーだ」を観て、「すんげー!Best10」を観て大きくなった人間で、正直、キンコンのネタはあまり好きではなかったので(ファンの方がおられましたらすみません)、西野氏に対してあまりよい印象を持っていなかったというのが偽らざるところです。この本を読むまでは、半信半疑というところでした。
それが、蓋を開けてみると(読んでみると)、西野氏への印象ががらりと変わりました。書かれている内容は、先日ブログに書いた、藤村正宏氏の「新版 安売りするな!『価値』を売れ!」に通底するものだと感じましたが、読書は人生を明るくしますので、詳しくは述べません。実際にお手に取っていただければと思います。西野氏は、「世の中」をちゃんと俯瞰して見られていて、「いわゆるお笑い芸人」とは一線を画していると感じました。「頭がいい」と感じました。この一冊の書籍も作り込まれていて、「どうすれば広く周知されるか」が考え抜かれていることが分かりました。独りよがりではなく、消費者の視点に立った一冊になっています。

やはり、読書は人生を明るくします。私も、この本を読んで、前進するエネルギーをもらいました。皆さんも、是非手にとっていただければと思います。