多動力 - 読書日記 -

多動力

今更というべきなのかもしれませんが、今まで堀江貴文氏の書籍を読んだことがなかったので、昨日の稲森和夫氏に引き続き、堀江氏の書籍も手に取った次第です。

ホリエモン節とでもいうべきでしょうか

「一歩踏み出したせいでみっともない失敗をしたとしても、そんなことは3日もたてば誰も覚えてはいない。
恥をかく勇気、失敗する勇気さえもてば、どんどん免役ができてリスクを取ることを恐れなくなる。この勇気をもつことが何よりも重要なのだ。
今、この瞬間から周りの人の目を気にするのをやめよう。
君の頭の中が、他人の振る舞いや失敗のことでいっぱいにならないのと同じように、周りの人は君のことなんてまったく気にしていない。外野の雑音なんて気にせず、君は飄々と我が道を進めばいいのだ。
『多動力』を身につけるには、どんな知識や仕事術を身につけるより、『感情』のフィルターを外すことが先決だ。」

「人生にゴールや終着点なんてあってたまるか。
僕は今日、明日、あさってと、常に自分を捨てながら新しい自分に生まれ変わっていきたい。」

「まず大切なことは、『自分の時間』を取り戻すことだ。『他人の時間』を生かされている限り『多動力』は身につかない。
『自分の時間』を取り戻したうえで、仕事を効率良く進める工夫をする。
大切なのは、働く時間の長さではなく、『一工夫』をすることで、リズムよく仕事を進めることだ。
そして、『原液』となるものを生み出し、自分が動かなくとも、自分の分身にまで働いてもらう。
結果、周りから見ると一人の人間がやっているとは思えない量の仕事を動かすことが可能になるのだ。」

挑発的なようですが、真実の真ん中を射貫いている言葉だと思いました。
特に、「『感情』のフィルターを外す」、「『自分の時間』を取り戻す」、「リズムよく仕事を進める」というのは、あらゆる物事に共通する考え方ではないでしょうか。