金持ち父さん貧乏父さん - 読書日記 -

金持ち父さん貧乏父さん

今年2冊目に読み終えた本です。今更!という感はものすごく否めないのですが、今年は王道も通っておこうと思い、読むことにしました。

筆者の言っておられるおとはもっともなのでしょうし、誰もが「お金について」勉強すれば、筆者の言うような人生を歩めるのかもしれません。また、「お金のために働くのではなく、お金に働かせる」という考え方、思考停止せずに、どのようにすればお金に働かせられるのかを考え続ける、という発想は大事だと思いました。

しかし、私の価値観とは相容れないと思わざるを得ませんでした。

先にご紹介した「ミッション」で岩田松雄氏が述べておられる
「自分で考え、自分で見つけ出したミッションの構築に比べれば、働き方や肩書き、お金があるかないか、見た目の経歴が一流かどうかなどの問題は、じつにどうでもいいことです。」
「一流かどうかは、ミッションを持ち、その実現に真摯に取り組んでいるかどうかで決まります。」

という思想にこそシンパシーを覚えます。

常識や多数の者の意見に左右されず、自分の在り方は自分の頭で考えて決めていくべきなのだ、という限度で、この本の考え方には賛同するものがありました。
色々と視野を広げるという意味では、読んでよかったと思います。