藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 - 読書日記

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

グローバルエリート以外のいわば一般的な人であっても、誰でも7つの条件をクリアすれば、1%の人になれる、というものです。
経済的価値を重視するか、経済以外の価値を重視するかを横軸に
権力志向か、プロ志向かを縦軸にして
人を4つのタイプに分類し、そのそれぞれについて、クリアすべき条件を提示されています。

なぜ1%の人、つまり100人に1人の人になれると断言されるかというと、条件つ1つ1つで選択すべき方を選択することによって、1/2の人間となるため、条件7つをクリアすれば、2の7乗(2×2×2×2×2×2×2=128)分の1、つまり1%を切る人間となれる、というシンプルな論法です。

私自身はというと、経済的価値を重視するプロ志向に分類されると思うのですが(書籍では「B領域」)、B領域の条件の1つに、何事も1万時間練習すればその分野でプロになれる、というものがありました。
司法試験の勉強は、当然1万時間以上していたと思いますので、法律のプロの職に就いているわけですが、更に踏み込んでプロの分野を作れば、1%×1%で、1万人に1人、もう一つプロの分野を作れば、1%×1%×1%で100万人に1人の存在となれる、ということです。

法律の他でいえば、アメフトに関しては、大学4年間、そして卒業してからも通算すれば1万時間以上かけて取り組んでいるといえると思います。

この時点で、弁護士×アメフトという1万人に1人の存在とはなっているのだと思います。

法律の分野でも、1万人に1人の分野を作りたいと思っており、方向性は見えています。
プロの分野をまだまだ作り、希少な存在となれるよう、来年も精進していきたいと思います。

この本をまだお読みになっておられない方は、一度読んでみていただければと思います。

本年は今日が仕事納めとなります。私に関わっていただいたすべての方にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。