新生の息吹

新生の 息吹に充ちて 息吹に充ちて
躍動の 若き腕に 勝利分かたん
守れ 守れ 守れ 母校の栄誉
京都大学 京都大学

「?」と思われたかと思いますが、母校京都大学の応援歌「新生の息吹」の1番の歌詞です。この歌は、試合前など気合いを入れるときに選手が歌い、また、試合で点が入ったときに応援団が演奏してくれる曲でもあります。

私がお世話になったアメフト部、京都大学ギャングスターズは転換期を迎えます。
私の恩師である水野彌一氏から2012年に監督を引き継いだ西村大介氏が、来春退任することになりました。西村大介氏は(ちなみに私と血縁関係等はありません)、大学の2学年上の先輩で、2回生からスターターで出場して甲子園ボウルでも活躍されていました。3回生の途中からキャプテンとなるような強烈なリーダーシップの持ち主でした。

西村大介氏
(京都新聞記事からお借りしました)

今はただ、お疲れ様でした、ありがとうございました、と言いたい気持ちです。




アメフト大学王者決定戦である甲子園ボウルで、日本大学が関西学院大学を破り、27年ぶり21回目の大学日本一になりました。

過去に遡ると、日大は、1991年から2006年まで16年間も甲子園ボウルから遠ざかっていました。私の現役時代は、1997年から2000年までですので、日大が甲子園ボウルから遠ざかっていた時期と重なります。その頃は、関東は法政の一強時代で、日大の力は非常に落ちている状態でした。まさかその後、まさに不死鳥のように(日本大学アメフト部は、「フェニックス」といいます)蘇るとは想像だにしていませんでした。
そして、今年大学日本一に返り咲いたのです。

日大復活の要因について分析していませんが、様々なことを変革していったことは間違いないでしょう。

日大がなしえたのです。京大ギャングスターズが復活することも不可能ではありません。「新生の息吹」を吹かせてくれることを強く願っています。