心と体

「肉体を動かすのは精神である」

これは,大学時代のアメフト部の恩師である水野彌一前監督の言葉です。
この言葉は現在も折々に思い出し,力にしています。

この言葉と逆の言葉として,「健全な精神は健全な身体に宿る」という言葉があります。

私は上記恩師の言葉こそ真実と思っておりますので,この「健全な精神は健全な身体に宿る」とはどういうことか,気になって調べてみました。

これは,古代ローマ時代の風刺詩人で弁護士でもあったユウェナリスの言葉を誤って訳したもののようです。
正しくは「健全な身体に健全な精神が願われるべき」というもののようで,幸福を得るために願うべきことの文脈の中で使われた言葉のようです。
更に,ユウェナリスは勇敢な精神を重視していた,ということのようです。

なぜ誤って訳されたのかというと,ナチス・ドイツが軍国主義を推し進めるためのスローガンとして意図的に誤って使用した,ということのようです(以上はWikipediaより)。

やはり「肉体を動かすのは精神である」
精神を鍛錬することが重要ですね。